朝一番、ファクトリーに待ち望んでいた アタールガス がようやくお盆明けに到着。
この瞬間を待っていたかのように、67NOVAのトランクレストア作業へと取りかかりました。
しかし、ビンテージカーの世界は一筋縄ではいきません。
何度溶接を重ねても、鉄そのものが疲れ、もろく新たな箇所が折れてしまう――そんな現実に直面。
だからこそ、改めて最良の材料を仕入れ直し、本質的なレストアを進める決断をしました。
まるで 一歩進んで二歩下がる ような道のり。
ですが、それがヴィンテージアメ車の奥深さであり、完成した瞬間に生まれる輝きは、何にも代えがたいもの。
手強いからこそ、その美しさと存在感は圧倒的に際立つのです。
そして今日も、ファクトリーの傍らでは MARCELO CATS が無邪気に遊び、時に甘え、癒しをくれる。
鉄と火花、そして静かな可愛らしさが共存する――これがMARCELOの世界です。